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目標=ゴール(GOAL)  
目的=パーパス(PURPOSE)
ビジネスや学業また普段の生活においても、なにかに向かって段階的に行動している人は多いでしょう。その”なにか”とは、目的や目標と呼ばれるものですが、皆さんはこの「目的」と「目標」の違いを意識して行動しているでしょうか。
「目的」と「目標」は一見似ていますが、その意味するところはまったく違います。特に大きな結果を求める時には、その違いを明確に意識していないとなかなか自身が望む結果が得られません。
1:目標は目的のためにある。
目標とは、目的を達成するためのステップです。あくまでも、「目的」を達成するために目指すべき行動やその道筋を示したものが「目標」となります。目的が無いのに目標だけがあることはありえません。目的があってこそ、目標とするものが得られることを覚えておいてください。
2:目標は具体的に、目的は抽象的に。
目的は”世界平和”や”幸せになる”といった概念的なものであっても、目標はその目的を叶えるための道しるべとなります。ですから、目標は具体的にクリアできる手段や方法が分るものでなければ、目的までの道筋が立たないということになります。目的については、あまりにも具体的な目的を掲げるとその分クリアすべき課題も増え、目的を叶えるための「目標」がいくつも必要となり、目的を達成するのが難しくなるという事が考えられます。
3:目標は見えるモノ、目的は見たいモノ。
前記の様に、目標は目的に向かうための道しるべなので、その目標に向かってどう行動したら良いのかが分らなければなりません。そして、目標に到達する事で、それまで目的としていたものにより近づけたと感じられれば、その道筋は間違っていないという事でしょう。また、目標をクリアした時点で、「目的」の見え方が変わるのもよくある事です。目的の見え方や捉え方を確かにするために必要なものが目標であると認識してください。
4:目標は過程、目的は行き先。
「目標」とは「目的」に至ための道筋であり、過程となります。ひとつの「目標」を達成した先で「目的」により近づくための方向を見極め、次の目標を定めて進んでいく事でのみ「目的」を叶える事が可能になります。目的に向かうためにクリアする課題が目標ということになります。クリアする課題の数は、自身の能力や目的によって違ってきます。
5:目標は複数、目的はひとつ。
「目的」に向かい「目標」を定めて進んでいく中では、クリアする目標はひとつとは限りません。また、ひとつの目標をクリアした時点で、目的に向かう道筋がいくつも枝分かれする事もありえます。その人の能力や目的の大きさによって、目的へのアプローチの違いもあるでしょう。
大きな目標をクリアして一足飛びに目的に向かう方法もありますし、細かい目標をいくつも設定し、地道にクリアする事で着実に目的に向かう方法もあります。ただ、重要な事は「二兎追うものは一兎も得ず。」ということです。複数の目的を目指して目標を掲げる事は困難です。ひとつの目的に対して、必要な目標を掲げクリアしていくことが大事です。
6:目標は諦めても、目的は諦めない。
また、ひとつの目標を達成しても目的に近づかない場合もありえます。今向かっている目標よりも別の目標を叶えた方が、早く目的を叶える事もあるでしょう。大きな目的を叶える為には、進む方向を見極めて、目標を常に更新する事も必要となります。大きな目標に向かい挫折したとしても、目的を見失わない事が大事です。目的を見失う事がなければ別のアプローチを試みる事は可能ですから。
7:目的は目標の先にある。
「目標」は「目的」に至るための過程なので、目標をクリアしなければ目的には近づく事はできません。先ずは目的に向かって、クリアすべき目標を立てる事です。目標は大きくなくても良いのです。自分がクリアできる範囲で目標を立て、目的を見失わずにいくつも目標をクリアしていきましょう。目標をクリアする過程で、目的の見え方、捉え方が変わってくる事も考えられますので、常に目的を見据えることを忘れずに行動する事です。 
以上いかがでしたか?
このように「目的」と「目標」の意味するところはまったく違います。それでも、大きな目的や目標に向かう時には、両方の持つ意味を履き違えることがよくあります。その結果、目標をクリアした後に虚無感を感じてしまったり、初めに思い描いていた目的とは、まったく正反対の結果を得て失望したりすることになります。
目的を見失わず目標に向かって努力することで、はじめて成果を得られることになりますので、「目的」と「目標」の違いをしっかり認識して、日々の行動につなげていきましょう。
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